グローバル化が急速に進む現代社会においては、社会課題が複雑に絡み合い、一つの切り口では課題解決をすることができない状況にあります。この流れに適応していくには、実際に起きている事象を掴み取り、広い視野を持った教養と専門性、国籍や言語、文化や宗教などが異なる中で意思疎通を図る能力と協調性、新しい価値を創造する能力を持つ人材の育成が必要であり、社会全体で次世代まで視野に入れた社会貢献の意識を持つことが、今後ますます求められるようになると考えられます。
　一般財団法人青少年国際交流推進センター（以下、CENTERYE/センテリエ）が本年4月21日に設立30年を迎え、これまで積み重ねてきた青年国際交流の経験と、国内外に築いてきた人的ネットワークをいかし、今後も異文化交流と成長の機会や、価値観や人生を変える瞬間、グローバルなつながりの場を提供することで、多様化する社会で活躍する青年リーダーの育成に取り組み、ひいては各国・各地域の持続的発展と世界の平和に更に貢献していきたいと考え、来る7月12日に記念イベントを開催することとしました。
　設立30周年を記念する本イベントでは、ラトビア出身のUldis Leiterts氏をお招きし、「次世代リーダー：統計×DX×交流」をテーマに基調講演をしていただきます。Leiterts氏は、インフォグラフィックスを簡易に作成できるサービスを提供するスタートアップ企業Infogramの創業者であり、現在はウェアラブル脳波計などを開発する米国バイオインフォマティクス企業EMOTIVの製品開発担当副社長を務めていらっしゃいます。
　2006年度内閣府主催「国際青年育成交流事業」の既参加青年でもあるLeiterts氏には、今回、EBPM（エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング/証拠に基づく政策立案）が世界的な潮流となり統計学的データ収集・可視化が益々重要となる中、かつ多様化が進み一層の対応能力が求められる世界で、交流を通じてグローバルに活躍する青年をいかに育成するかについて、ご自身の経験を踏まえて提言を頂きます。
　基調講演終了後には交流会を予定しております。ビュッフェ形式のお食事をお楽しみいただきながら、参加者の皆様、登壇者であるLeiterts氏並びに同氏と共に「2024年度統計・DX次世代リーダー交流事業（NextStatX2024）」（※）に参加するためにラトビアから来日する皆様とご歓談いただけます。
　これまでCENTERYEは、青少年国際交流事業の企画・実施を通じ、様々な分野においてリーダーシップを発揮し、社会的価値を創造できる青少年の育成に取り組んできましたが、これからのCENTERYEの社会的役割について、ご来場の皆さんのご意見もお聞かせいただければ幸いです。
※「2024年度統計・DX次世代リーダー交流事業（NextStatX2024）」は、（公財）統計情報研究開発センター（シンフォニカ）と当センターによる共催事業です。

プログラム

基調講演　登壇者

Uldis Leiterts氏

ラトビア共和国出身の起業家であり、技術開発者。
データの視覚化や分析を行うスタートアップ企業Infogramの創業者として知られる。インフォグラフィックスを簡易に作成できる同名サービスは、世界中に600万人のユーザーを抱える。現在はウェアラブル脳波計などを開発するバイオインフォマティクス企業EMOTIVの製品開発担当副社長を務める。ヨーロッパおよび北アメリカ、アジアの市場向けの技術開発部門において上級管理者として20年以上の経験を持つ。
学生時代にはラトビアと日本の学生の交流を目的とした非営利団体を設立・主宰。2006年度内閣府主催「国際青年育成交流事業」の既参加青年。

参加方法

ご参加を希望される方は、下記フォームより必要事項を入力のうえ、お申込みください。
定員に達した場合には、先着順で参加の確定となります。ご了承ください。
https://forms.gle/xMeV4snCkGWWspX49
締切：7月1日（月）9時

その他

《ドレスコード》
スマートカジュアル
もしお持ちでしたら、民族衣装等でのご参加も大歓迎です。

《キャンセルポリシー》
万が一出席できなくなった場合には、事前に下記連絡先にご連絡ください。

連絡先

一般財団法人青少年国際交流推進センター（担当：齋藤尚一、髙田あゆみ）
　〒103-0013　東京都中央区日本橋人形町2-35-14　東京海苔会館6階
　TEL：03-3249-0767　FAX：03-3639-2436
　Email：center-pr@centerye.org