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【事業報告】平成27年日韓青年親善交流のつどい

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事業名:平成27年度日韓青年親善交流のつどい
主催:内閣府
実施:一般財団法人青少年国際交流推進センター
期間:平成27年10月30日(金)-11月1日(日)
場所:ニューサンピア埼玉おごせ(埼玉県)
参加青年:約80名(日本青年27名、韓国青年27名、実行委員17名)

10月30日から11月1日まで、埼玉県入間郡にあるニューサンピア埼玉おごせで日韓青年親善交流のつどいを開催した。

これは日韓両国の青年が一堂に会し、寝食を共にすることにより、互いの文化や考え方を理解することを目的としているプログラムであり、韓国青年代表団のほか、内閣府青年国際交流事業既参加青年及び一般参加青年からなる日本青年と、日韓青年親善交流のつどい実行委員を合わせて約80名が参加した。

今年度は「우리(ウリ)からつなぐ하나(ハナ)への一歩」というテーマを設定した。하나は日本語だと花、韓国語では一つという意味がある。このつどいで出会う우리(私たち)が一つになって未来につないでいける一歩を踏み出そうという思いが込められている。

ディスカッションでは、韓国青年から希望があった「政治・経済」、「教育」、「社会」、「文化1(学校生活)」、「文化2(家族)」の五つのテーマで意見交換した。日韓両国の青年は、それぞれのグループで青年が果たす役割等を意見交換し、有意義な時間となった。

日韓文化交流の夕べでは、日韓両国の青年が伝統舞踊や楽器演奏、ダンスパフォーマンスなどを披露した。日本参加青年の中には、初めて韓国の伝統文化に触れることができたという声もあり、大変貴重な文化交流の場となった。

最終日は、埼玉県高麗郡にある高麗神社を視察した。高句麗(現在の朝鮮半島)から日本へ渡り、当地を開拓した人々を偲び建てられた高麗神社には、1300年に及ぶ日韓交流の歴史がある。日韓両国の青年はこの高麗神社で日本と韓国の深い関係性を体感するとともに、二泊三日で築いたきずなを未来へつなぐ意義を深めた。

本プログラムの実行委員17名は、8月下旬から準備を開始し、計4回の実行委員会に加えて、係別ミーティングなどを精力的に行った。それぞれの担当はプログラムの企画立案や当日の司会進行を行い、平成27年度日韓青年親善交流のつどいは成功裏に終了した。

<プログラム>

10月30日(金)
10:30 バス内レクリエーション
12:20 ニューサンピア埼玉おごせ着
12:45−13:10 昼食
13:45−14:10 開会式
14:10−14:40 オリエンテーション
15:00−17:00 アイスブレーキング
18:00−19:00 夕食
19:30−21:00 日韓文化交流の夕べ
・日韓両国青年による文化紹介
10月31日(土)
09:15−11:30 ミッションゲーム
12:00−12:50 昼食
13:00−16:00 ディスカッション
① 政治・経済
② 教育
③ 社会
④ 文化1(学校生活)
⑤ 文化2(家族)
16:00−17:00 ディスカッション成果発表
18:00−19:00 夕食
19:30−21:00 日韓文化体験祭り
① 伝統遊びブース
② 武道ブース
③ 縁日ブース
④ K-POPダンスブース
11月1日(日)
09:00−09:15 平成27年度韓国派遣報告
09:15−10:45 共同制作(花を咲かそう)
10:50−11:20 閉会式
11:30−12:30 昼食
13:00 ニューサンピア埼玉おごせ発
13:30−15:00 高麗神社散策
16:30 ホテル着

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